発見列なる外海

おいおい、気をつけてくれよキーマはわたしを引っ張りあげながら言った。せっかく幸ひ運の印の旅人に巡り合ったのに、ダルパパ車で機いてべったんこにしちまったんじゃ、俺は1生浮かばれないぜ草原の彼方に、またひとかたまりの木立が見えてきた。どれ、もう半分ほどは来たから、あのオアシスでちょっと休もうと、キーマはターボの足を緩ませた。す今度のオアシスは、井戸ではなく、岩に固まれた小さな泉があり、澄んだ水が中小きることなくこわふくんこんと湧き出ている。手ですくって口に含んでみると、ほんのりと甘い。腹が減ったろう?ここで昼飯にしようひざわたしが泉のそばに腰をおろし、膝の上に、導師さまからいただいた包みを広げると、キーマはひととおりターボの世話を焼いてやってから、やおら、荷車のホロの下に手を突っ込んで、大ひものきな干物みたいなものを引っ張り出した。それ、なあに?きょうあく首をのばしてのぞくと、なにやら凶悪に赤く輝く1蛇の目と目、が合ってしまった。この干物、顔アてー邪ー市民(全土統1以降についてのみ教えるという約束をしてしまったのだという。だから、南の大陸の学校で、か世界史。として子供たちが教わるのは、00年前からの歴史だけなのだ。

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